オリジナル

のネタを二次に持っていきたいその1。
まずはネタのメモから。
エネルギーのお話。設定は少し未来。2100年前後くらいかな。
このネタは、タイバニを見てびっくりした程度にはネタかぶりなんだけど。
まあでも能力ってくらいしかかぶってないからいいかな。ちょっと似てる程度。
もちろんパクリじゃないよ! タイバニ見る前から考えてたよ!

体内で変換されるエネルギーが普通の人より多い、アンプリファイアの役目をしているなにかが体内にある人たちの話。
ハイエネルギー症、エネルギー過多症、オーバーエネルギー症(Over Energy Syndromeを略してOES)などと呼ばれる。
ただしあくまでsyndrome=症候群であるため病気ではない。

まず彼らは絶対的に数が少なく、またそうであると認められても異形として忌避される、もしくは未知への畏れから信仰の対象とされることもある。
つまり隠されることが多い。
そのためまだまだ研究不足で、発見され次第、交渉によって研究対象とされる。
もちろん、人権問題があるため強要はできないし、ひと昔前の人体実験のようなこともできません。
研究・実験はすべて本人の同意に基づいて行われ、ひとつひとつすべての実験に同意書が存在する。
研究対象となる見返りは、特別職としての研究員の身分と待遇。それからコントロール方法を教えること。
身分と待遇は、特別職以外の研究者より多い給与、衣食住と身体の保証。
コントロールについては、大抵のOES者がうまく力を制御できずに忌避・畏怖されているので、それをコントロールして普通の人と同じように暮らせる手助けといったところかな。

途中でも辞めると宣言すればそこまでで、それまでの資料が破棄されることはないが、継続を強要されることも身体の危険を感じることもない。
少し未来なので、この辺の制度はしっかりしている感じで。

余剰エネルギーの現れかたは現在までの研究では4タイプ。
熱と電気と力と地力。
熱は体表面の温度を上げたり下げたり。基本的には上げる一方(余剰エネルギーの放出なので)だけど、うまくコントロールすれば下げることも可能。
上げすぎると炎が出たり熱風が出たり、水分を蒸発させたり。この辺りは普通の熱の扱いと同じ。
電気は体内にある電気信号や、帯電性の発露。静電気みたいなもの。だけどもっとずっと強い。
OESの度合いによっては、発電所ひとつよりも断然大きなエネルギーを出すことも。
力はそのまま筋力。車を持ち上げたり握ったものをバキバキに壊したり。
単に力持ちだと思っていたら実は、というケースもある。
最も出現頻度が高いタイプ。しかしOESとそうでないものの判断は紙一重
地力は他の3つに比べて分かりやすく出現しないけど、いちばん危険。
うまくコントロールできないと立った地面をひび割れさせたり、触れた樹木を枯らせたり。
地力が最も研究が進んでいません。なぜなら研究の歴史の中でも最も数が少なく、かつ発露メカニズムが難解なため。

研究対象が見つかって、研究に同意してもらえたら、まずは本当にOESかどうかの判断が行われます。
基本の健康診断、身体測定のあとに、超能力やトリックや心霊現象でないかなどのテストがたくさん実施される。
心霊現象やトリックは簡単に排除できるけれど、超能力とOESの境は実はまだ曖昧とも言えて、超能力か否かのテストにいちばん時間と手間がかけられる。
チャートやチェックシートなど、これまでの前例と照らし合わせての相対的な判断になってしまうのが現状の問題点。
しかしこの点について改善はまだ難問。

研究所は日本・ドイツ・イギリスにひとつずつ。
大きめの出張所(支所)がアメリカ・カナダ・フランスにひとつずつ。
フィールドワーク班は研究所・支所を基本ベースにしつつ、あちこちにあります。
フィールドワーク班はOESと思われる存在の噂を聞いたら、その確認を行うのが仕事。
山奥の土着信仰の巫女が天気を操ると聞けば行き、誰それの息子がやたら力持ちだと聞けば行き…。
つまり研究対象を見つけるのが仕事。だから研究所と支所をベースにあちこちにある、というよりはあちこちに行く、行くところにフィールドワーク班がある、という感じ。

あ〜こういう設定考えてるのが楽しい。