モノクローム/テンダー

色のない世界に生きていると思っていた人が、誰かだったりなにかだったりのふとしたきっかけで世界中に色があふれていると思い出す…っていうのはイイと思う。
ただ、原作でも同じような衝撃的なことがないかぎり、「その人がいたから」「その人のおかげで」「一瞬にして」みたいなのはちょっと、自分では書かないと思う。読むのは無問題。

精神的な問題でじわじわと消えていった色は、よほど衝撃的なことが起こらないといちどきに戻ったりしない。
じわじわと戻って、そばにいると深く呼吸ができる、そばにいないときより鮮やかで明るい世界が見える、くらいのニアホモみたいのが萌え。
自覚するかしないかくらいのね。